2024年8月、今月読んだ本8冊

 ご紹介した書籍のなかには、取り扱いが終了している場合もありますので、ご注意ください。

江戸の色町 遊女と吉原の歴史 江戸文化から見た吉原と遊女の生活


つい数ヶ月前に吉原の展示会がSNSで話題になったのが、記憶に新しい方もいらっしゃるでしょう。
遊女がたくさんいた吉原では、江戸時代まで活気あふれる場所として知られていました。
華やかな場所として知られる一方で、過酷な労働状況など裏側に迫る書籍です。

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紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

大河ドラマで大人気の紫式部。
大河ドラマだけでなく、日本のドラマや映画で取り上げられてこなかった平安時代が舞台です。
この書籍は、実際に紫式部が書き残した日記の内容がかかれています。
紫式部の現代語訳も載っているので、最後まで読み勧めやすいのも嬉しいポイントです。

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戦国武将・あの人の「その後」 「関ヶ原」「本能寺」……事件が変えた男たちの運命

有名な戦国武将たちの裏では、たくさんの出来事が動いていた。
有名な本能寺の変から関ヶ原の戦いまで、面白い内容が書かれています。
サラサラと読み進めやすく、難しい内容も少ない。
知る人ぞ知る脇役の戦国武将まで載っているので、歴史好きにもおすすめしたい書籍です。

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血まみれの中世王妃 イザボー・ド・バヴィエール

有名な王の母、イザボー・ド・バヴィエール。王の母のため、あまり表に出てこない彼女ですが、実は裏でたくさんのことをしてきた女性。
たくさんの作戦を練り、そして実行に移してきました。
この書籍は、彼女を主人公にした物語。
中世の時代とはいえ、女性なら共感できる点も多くあります。

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面白いほどよくわかるブィリーナ: スラスラ読めて一気にわかるもうひとつのスラヴ神話 ミスペディア神話シリーズ

神話と聞いてどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
ギリシャ神話をはじめ、たくさんの神話がありますが、スラヴ神話を読むのは初めてのこと。
予想通り、たくさんの神話が登場し、ページを戻る動作が多くありました。
しかし、この神話を読み終えた今、更に知りたくなった神話のひとつになりました。
伝説の話を好きな方におすすめです。

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背徳の西洋美術史 名画に描かれた背徳と官能の秘密


美術が好きな方必見の書籍。
西洋の名画には、宗教や愛をテーマにした絵が数多くあります。
今回は、この愛をテーマにした名画たちを紹介しています。
一見タブーに見える名画でも、見方や解説を読めば不思議とこれまでとは違った見え方に見えることも。

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ねじの回転

とある家に家庭教師として配属された主人公。
その家では、不思議な出来事が起こっていた?!その真相を解明するべく奮闘する主人公。
次第に少しずつ謎がわかってくるにつれ、更に新たな出来事が。
昔に書いたとは思えない、今でも色褪せることのないミステリー小説。おすすめです。

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征夷大将軍になり損ねた男たち トップの座を逃した人物に学ぶ教訓の日本史

戦国武将に、征夷大将軍になれた有名な歴史人物がいた一方で、残念ながらなれなかった人々もいます。
この書籍では、残念ながら有名になれなかった武将たちを紹介する一冊。
思わず共感してしまうような出来事や裏話も多数登場。
歴史があまり好きでない方でも、楽しんで読んでいただける内容です。

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