2024年3月、今月読んだ歴史の本8冊

 ご紹介した書籍のなかには、取り扱いが終了している場合もありますので、ご注意ください。

ストーンヘンジ 巨石文化の歴史と謎


ストーンヘンジとは、イギリス各地にある円状に並んでいる石の遺跡です。

ストーンヘンジともストーンサークルとも呼ばれ、どのように使われてきたのか、その用途は謎に包まれてきました。

なにかの目印やお墓、何かを祀っていたなど諸説ある遺跡です。

長年の研究で、何を目的として作られたのかわかってきました。

また、今では遺跡を観光で見る場合など、制限がありますが、昔は制限なく出入りも自由。

そのような時代に起こったトラブルや問題についても触れています。

遺跡調査が難しい理由もこれを読めば納得。

アドリア海の海賊 ウスコク


タイトル名を見たときに、ウスコクと呼ばれていた海賊だと思いましたが、読んでいるうちに違うことに気づきました。

アドリア海の海賊たちをウスコクと呼び、実は貿易など国のために働いていたこともありました。

海賊と聞くと悪いイメージを持ちがちですが、実は国のために戦ったこともあるのです。

大帝の血脈ーーその陰謀と十字架の果てに:コンスタンティヌス朝の興亡


この書籍はコンスタンティヌスについて詳しく書かれた書籍です。

コンスタンティヌスが皇帝につき、そして次世代へバトンを引き継いだその後まで詳しく書かれています。

コンスタンティヌスは、自分の最期がわかっていながらも、後継者指名を誰にするか悩み悩んだとも言われています。

後継者争いで戦うことが当たり前だった時代だからこそなのかもしれません。

コンスタンティヌスは、家庭よりも政治などに積極的だったことでも知られていますが、より人柄がわかる一冊になっています。

世界極悪人大全

さらっと読めるおすすめシリーズのひとつ。

さらっと読める反面、グロテスクなシーンもリアルに書かれているので、食前後は避けたほうがいいでしょう。

皆さんご存知のドラキュラのモデルになった人や残酷な罰や処刑法を用いたとされる王など様々紹介。

もしかしたら、あなたの知る王が意外な一面として登場するかもしれません。

世界悪女大全


世界中の代表的といってもいい、悪女たちを集めたさらっと読めるシリーズ。

この書籍では、ヨーロッパだけでなくアジア特に中国や韓国の女性も登場します。

感情表現が豊かな国だからこそ、よくも悪くも人に対しての感情表現もオープン。

あまりにも残酷なので、中には後継者がショックで三途の川を渡ってしまった歴史も残っているとか。

人の恐ろしさをより体感できる一冊です。

旅する世界史


世界中を旅したい、けれどそう思ってもなかなかできないのが現実。

そんな方におすすめなのがこの書籍。

様々な国や地域、文化について触れており、まるで旅をしているかのような気分に。

写真も豊富にあるので、文章だけでなくわかりやすいのも特徴。

パリ歴史図鑑


とってもマニアックな一冊。

図鑑なので写真が多めですが、紹介する場所がとってもマニアック。

言われないと気づかない壁や建物の一角、蛇口や曲がり角など様々。

また、文章が予想以上にぎっしりと書かれているので、読み応えたっぷり。

パリを観光するときに持っていっても楽しそうです。